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オオイヌノフグリは、オオバコ科クワガタソウ属の越年草。路傍や畑の畦道などに見られる雑草。 和名は果実の形が雄犬のイヌノフグリ(陰嚢)に似ていることからこの名前が付いた。秋に芽を出して他の植物が繁茂しない冬に横に広がって育ち、早春に多数の花をつけ、春の終わりには枯れてしまう。 夏の間は種子で過ごす。寒さに耐えるため、細胞内の糖濃度を高める機能を持ち、葉と茎に生える短い毛で雪と霜を遠ざけて保温する。 花弁は4枚。ただし、それぞれ大きさが少し異なるので、花は左右対称である。色はコバルトブルーだが、まれに白い花をつけることがある。 花は太陽の光によって開閉し、1日で落花するが、2日めにもう一度開くものもある。 花の中心にある蜜でハチ、ハナアブ、チョウなどの虫を誘う虫媒花だが、自家受粉も可能で、自家受粉でよく見られる近交弱勢はないか非常に小さい。 自然群落の5個体で、1個体あたり平均545個の種子が生産されたという調査結果がある。
オオイヌノフグリの名前の他に「瑠璃唐草」(るりからぐさ)「天人唐草」(てんにんからくさ)「星の瞳」(ほしのひとみ)の名前があります。 (Wikipediaより引用)
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